ジョルジョ・アガンベン『ホモ・サケル──主権権力と剥き出しの生』
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ジョルジョ・アガンベン『ホモ・サケル──主権権力と剥き出しの生』

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ジョルジョ・アガンベン(高桑 和巳 訳、上村 忠男 解題) 装幀:難波園子 装画:宇佐美圭司 2003年10月1日発売 A5判 上製カバー装 288頁 定価:本体3,500円+税 ISBN 978-4-7531-0253-2 近代主権論の嚆矢カール・シュミットの〈例外状態〉の概念を、アーレントの〈全体主義〉とフーコーの〈生政治〉の成果をふまえて批判的に検討を加え、近代的主権の位相を捉えた画期的な政治哲学。近代民主主義の政治空間の隠れた母型を明かすアガンベンの主著。 目次 第1部 主権の論理  1 主権の逆説  2 主権者たるノモス  3 潜勢力と法権利  4 法の形式  境界線 第2部 ホモ・サケル  1 ホモ・サケル  2 聖なるものの両義性  3 聖なる生  4 生殺与奪権  5 主権的身体と聖なる身体  6 締め出しと狼  境界線 第3部 近代的なものの生政治的範例としての収容所  1 生の政治化  2 人権と生政治  3 生きるに値しない生  4 「政治、すなわち人民の生に形を与えること」  5 VP〔人間モルモット〕  6 死を政治化する  7 近代的なもののノモスとしての収容所  境界線 翻訳者あとがき 人名索引 解題「閾からの思想――ジョルジョ・アガンベンと政治哲学の現在」上村忠男 著者 ジョルジョ・アガンベン (Giorgio Agamben) 1942年生まれ。哲学者。マチェラータ大学、ヴェローナ大学、ヴェネツィア建築大学で教えた後、現在、ズヴィッツェラ・イタリアーナ大学メンドリジオ建築アカデミーで教鞭をとる。『ホモ・サケル』(以文社)、『例外状態』(未來社)、『スタシス』『王国と栄光』(共に青土社)、『アウシュヴィッツの残りのもの』(月曜社)、『いと高き貧しさ』『身体の使用』(共にみすず書房)など多数。 訳者 高桑 和己(たかくわ かずみ) 1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。現在、慶應義塾大学理工学部准教授。 著書に、『アガンベンの名を借りて』(青弓社)、編著に『デリダと死刑を考える』(白水社)など。