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トーマス・セドラチェク+デヴィッド・グレーバー(三崎和志、新井田智幸 訳)
装幀:近藤みどり
2020年11月27日発売
四六判 上製カバー装 216頁
定価:本体2,200円+税
ISBN 978-4-7531-0360-7
異端の経済学者vs『負債論』の人類学者
NHK「欲望の資本主義」シリーズに出演、日本でも話題となった異端の経済学者トーマス・セドラチェク。世界的ベストセラー『負債論』『ブルシット・ジョブ』の著者で、人類学者にしてアクティヴィストのデヴィッド・グレーバー。異色の組み合わせによる、リーマンショックをはじめとした金融危機と負債の問題、ネオリベラリズムと共謀する官僚制、そして資本主義の今後など、「人間」と「システム」をめぐる、白熱の徹底討論。
目次
プロローグ
第1章 体制の変革か 体制の打倒か
第2章 壁の前の市場 壁の後ろの市場
第3章 システム危機ーー身体と魂との分離
第4章 汝は負債なれば、負債に還るべきなり
第5章 システムの(不)自然さについて
第6章 オキュパイーー前への一歩か、脇への一歩か?
第7章 カオスとホモ・エコノミクス
訳者解説